専門医更新条件の変更について
2026年度以降、専門医更新条件の一部が変わります。なお、最新情報を随時掲載いたしますのでご確認ください。
- 「専門医更新テスト」の追加(2026年度から更新者全員)
- 「必修講習B」の追加(2027年度から一部対象者のみ)
- 「i)診療実績の証明」免除の廃止(2029年度から更新者全員)
1.「専門医更新テスト」の追加(2026年度から更新者全員)
- 専門医更新者全員が対象です。
- テストはeテスト形式で実施します。問題数は10問です。更新申請の受付期間中に、その年の更新該当者のみ、JUA academy「研修単位・業績登録」内で受験いただけるようになる予定です。不合格の場合、合格するまで繰り返し受験いただけます。
2.「必修講習B」の追加(2027年度から一部対象者のみ)
- 2022年度以降に専門医を取得した方のみ、対象となります。
- 専門医更新時に「必修講習A」に加え、「必修講習B」の単位(各1単位)が必須となります。これにより、「ii)共通講習」で取得しなければならない単位数は、「3単位~10単位」から「8単位~10単位」に変更となります。
- 「i)診療実績の証明」~「iv)学術業績・診療以外の活動実績」の合計が50単位であることは変わりません。
- 2021年度以前に専門医を取得した方は対象となりません。今までどおり「必修講習A」のみが必須となります。「必修講習B」の単位は必須ではありませんが、取得しても構いません。取得した場合、「ii)共通講習」(3単位~10単位)の単位として含めることができます。
- 専門医取得年(専門医初回認定年月日)は、会員MyWebの「登録情報の確認と編集」でご確認いただけます。
3.「i)診療実績の証明」免除の廃止(2029年度から更新者全員)
- 専門医更新者全員が対象です。
- 専門医更新者全員、「i)診療実績の証明」(10単位)が必要となります。免除を選択することはできません。
- 10単位は、「NCD登録症例証」「手術症例一覧表」「症例一覧表」のいずれか、あるいは合計で満たしてください。
(※手術の症例がなくても診療されていれば単位になります)
2025年度に専門医を更新する方
- 日本泌尿器科学会総会、東部・中部・西日本総会のいずれかに1回以上参加していること
- 必要単位を50単位以上取得していること
今回4回目以上の専門医更新の場合(会員MyWebの専門医情報で、更新回数が「3回」以上と記載)は「診療実績の証明(10単位)」の免除を選択することも可能。
その場合、40単位が必要。
項目 | 必要単位数 | ||
---|---|---|---|
i) | 診療実績の証明 | (①②のいずれか選択) | |
① | NCD登録症例証 | 合計10単位 (いずれかで満たしても可) |
|
手術症例一覧表(様式2) | |||
症例一覧表(様式3) | |||
② | 免除(要 診療従事証明書) | 0単位 | |
ii) | 共通講習 ※1 | 3~最大10単位 | |
うち 必修講習A (医療安全、感染対策、医療倫理) |
各1単位以上 *計3単位以上必須 |
||
うち 必修講習B ※2 (医療制度と法律、地域医療、医療福祉制度、医療経済(保険医療等)、両立支援) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
||
うち 任意講習C ※2 (臨床研究・臨床試験、災害医療) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
||
iii) | 泌尿器科領域講習 ※1 | 15単位以上 | |
iv) | 学術業績・診療以外の活動実績 ※3 | 3~最大15単位 | |
合計 | i)診療実績の証明で①10単位を選択した場合 | 50単位 | |
i)診療実績の証明で②免除を選択した場合 | 40単位 |
※1 | 必要な講習単位(ii 共通講習+iii 泌尿器科領域講習)について 【必須】40%以上を、卒後教育プログラム受講で取得しなければならない。 (総会・地区総会会場、またはe-ラーニングによる) |
※2 | 必修講習B・任意講習C 必須ではありません。 |
※3 | 学術業績・診療以外の活動実績 学術集会の「参加」単位で取得できるのは6単位まで。 |
2026年度に専門医を更新する方
- 日本泌尿器科学会総会、東部・中部・西日本総会のいずれかに1回以上参加していること
- 専門医更新テストに合格していること
※2026年度から「専門医更新テスト」追加 - 必要単位を50単位以上取得していること
今回4回目以上の専門医更新の場合(会員MyWebの専門医情報で、更新回数が「3回」以上と記載)は「診療実績の証明(10単位)」の免除を選択することも可能。
その場合、40単位が必要。
項目 | 必要単位数 | ||
---|---|---|---|
i) | 診療実績の証明 | (①②のいずれか選択) | |
① | NCD登録症例証 | 合計10単位 (いずれかで満たしても可) |
|
手術症例一覧表(様式2) | |||
症例一覧表(様式3) | |||
② | 免除(要 診療従事証明書) | 0単位 | |
ii) | 共通講習 ※1 | 3~最大10単位 | |
うち 必修講習A (医療安全、感染対策、医療倫理) |
各1単位以上 *計3単位以上必須 |
||
うち 必修講習B ※2 (医療制度と法律、地域医療、医療福祉制度、医療経済(保険医療等)、両立支援) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
||
うち 任意講習C ※2 (臨床研究・臨床試験、災害医療) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
||
iii) | 泌尿器科領域講習 ※1 | 15単位以上 | |
iv) | 学術業績・診療以外の活動実績 ※3 | 3~最大15単位 | |
合計 | i)診療実績の証明で①10単位を選択した場合 | 50単位 | |
i)診療実績の証明で②免除を選択した場合 | 40単位 |
※1 | 必要な講習単位(ii 共通講習+iii 泌尿器科領域講習)について 【必須】40%以上を、卒後教育プログラム受講で取得しなければならない。 (総会・地区総会会場、またはe-ラーニングによる) |
※2 | 必修講習B・任意講習C 必須ではありません。 |
※3 | 学術業績・診療以外の活動実績 学術集会の「参加」単位で取得できるのは6単位まで。 |
2027年度~2028年度に専門医を更新する方
A.2022年度以降に専門医初回認定された方
- 日本泌尿器科学会総会、東部・中部・西日本総会のいずれかに1回以上参加していること
- 専門医更新テストに合格していること
- 必要単位を50単位以上取得していること
今回4回目以上の専門医更新の場合(会員MyWebの専門医情報で、更新回数が「3回」以上と記載)は「診療実績の証明(10単位)」の免除を選択することも可能。
その場合、40単位が必要。
※2027年度から「必修講習B」追加
項目 | 必要単位数 | ||
---|---|---|---|
i) | 診療実績の証明 | (①②のいずれか選択) | |
① | NCD登録症例証 | 合計10単位 (いずれかで満たしても可) |
|
手術症例一覧表(様式2) | |||
症例一覧表(様式3) | |||
② | 免除(要 診療従事証明書) | 0単位 | |
ii) | 共通講習 ※1 | 8~最大10単位 | |
うち 必修講習A (医療安全、感染対策、医療倫理) |
各1単位以上 *計3単位以上必須 |
||
うち 必修講習B (医療制度と法律、地域医療、医療福祉制度、医療経済(保険医療等)、両立支援) |
各1単位以上 【2027年度から追加】 *計5単位以上必須 |
||
うち 任意講習C ※2 (臨床研究・臨床試験、災害医療) |
0~2単位 *必須ではありません |
||
iii) | 泌尿器科領域講習 ※1 | 15単位以上 | |
iv) | 学術業績・診療以外の活動実績 ※3 | 3~最大15単位 | |
合計 | i)診療実績の証明で①10単位を選択した場合 | 50単位 | |
i)診療実績の証明で②免除を選択した場合 | 40単位 |
※1 | 必要な講習単位(ii 共通講習+iii 泌尿器科領域講習)について 【必須】40%以上を、卒後教育プログラム受講で取得しなければならない。 (総会・地区総会会場、またはe-ラーニングによる) |
※2 | 任意講習C 必須ではありません。 |
※3 | 学術業績・診療以外の活動実績 学術集会の「参加」単位で取得できるのは6単位まで。 |
B.1986~2021年度に専門医初回認定された方
- 日本泌尿器科学会総会、東部・中部・西日本総会のいずれかに1回以上参加していること
- 専門医更新テストに合格していること
- 必要単位を50単位以上取得していること
今回4回目以上の専門医更新の場合(会員MyWebの専門医情報で、更新回数が「3回」以上と記載)は「診療実績の証明(10単位)」の免除を選択することも可能。
その場合、40単位が必要。
項目 | 必要単位数 | ||
---|---|---|---|
i) | 診療実績の証明 | (①②のいずれか選択) | |
① | NCD登録症例証 | 合計10単位 (いずれかで満たしても可) |
|
手術症例一覧表(様式2) | |||
症例一覧表(様式3) | |||
② | 免除(要 診療従事証明書) | 0単位 | |
ii) | 共通講習 ※1 | 3~最大10単位 | |
うち 必修講習A (医療安全、感染対策、医療倫理) |
各1単位以上 *計3単位以上必須 |
||
うち 必修講習B ※2 (医療制度と法律、地域医療、医療福祉制度、医療経済(保険医療等)、両立支援) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
||
うち 任意講習C ※2 (臨床研究・臨床試験、災害医療) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
||
iii) | 泌尿器科領域講習 ※1 | 15単位以上 | |
iv) | 学術業績・診療以外の活動実績 ※3 | 3~最大15単位 | |
合計 | i)診療実績の証明で①10単位を選択した場合 | 50単位 | |
i)診療実績の証明で②免除を選択した場合 | 40単位 |
※1 | 必要な講習単位(ii 共通講習+iii 泌尿器科領域講習)について 【必須】40%以上を、卒後教育プログラム受講で取得しなければならない。 (総会・地区総会会場、またはe-ラーニングによる) |
※2 | 必修講習B・任意講習C 必須ではありません。 |
※3 | 学術業績・診療以外の活動実績 学術集会の「参加」単位で取得できるのは6単位まで。 |
2029年度以降に専門医を更新する方
A.2022年度以降に専門医初回認定された方
- 日本泌尿器科学会総会、東部・中部・西日本総会のいずれかに1回以上参加していること
- 専門医更新テストに合格していること
- 必要単位を50単位以上取得していること
※2029年度から「i)診療実績の証明」免除の廃止(全員10単位必須)
項目 | 必要単位数 | |
---|---|---|
i) | 診療実績の証明 | 合計10単位 |
NCD登録症例証 | (いずれかで満たしても可) | |
手術症例一覧表(様式2) | ||
症例一覧表(様式3) | ||
ii) | 共通講習 ※1 | 8~最大10単位 |
うち 必修講習A (医療安全、感染対策、医療倫理) |
各1単位以上 *計3単位以上必須 |
|
うち 必修講習B (医療制度と法律、地域医療、医療福祉制度、医療経済(保険医療等)、両立支援) |
各1単位以上 *計5単位以上必須 |
|
うち 任意講習C ※2 (臨床研究・臨床試験、災害医療) |
0~2単位 *必須ではありません |
|
iii) | 泌尿器科領域講習 ※1 | 15単位以上 |
iv) | 学術業績・診療以外の活動実績 ※3 | 3~最大15単位 |
合計 | 50単位 |
※1 | 必要な講習単位(ii 共通講習+iii 泌尿器科領域講習)について 【必須】40%以上を、卒後教育プログラム受講で取得しなければならない。 (総会・地区総会会場、またはe-ラーニングによる) |
※2 | 任意講習C 必須ではありません。 |
※3 | 学術業績・診療以外の活動実績 学術集会の「参加」単位で取得できるのは6単位まで。 |
B.1986~2021年度に専門医初回認定された方
- 日本泌尿器科学会総会、東部・中部・西日本総会のいずれかに1回以上参加していること
- 専門医更新テストに合格していること
- 必要単位を50単位以上取得していること
- ※2029年度から「i)診療実績の証明」免除の廃止(全員10単位必須)
項目 | 必要単位数 | |
---|---|---|
i) | 診療実績の証明 | 合計10単位 |
NCD登録症例証 | (いずれかで満たしても可) | |
手術症例一覧表(様式2) | ||
症例一覧表(様式3) | ||
ii) | 共通講習 ※1 | 3~最大10単位 |
うち 必修講習A (医療安全、感染対策、医療倫理) |
各1単位以上 *計3単位以上必須 |
|
うち 必修講習B ※2 (医療制度と法律、地域医療、医療福祉制度、医療経済(保険医療等)、両立支援) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
|
うち 任意講習C ※2 (臨床研究・臨床試験、災害医療) |
0~最大7単位 *必須ではありません |
|
iii) | 泌尿器科領域講習 ※1 | 15単位以上 |
iv) | 学術業績・診療以外の活動実績 ※3 | 3~最大15単位 |
合計 | 50単位 |
※1 | 必要な講習単位(ii 共通講習+iii 泌尿器科領域講習)について 【必須】40%以上を、卒後教育プログラム受講で取得しなければならない。 (総会・地区総会会場、またはe-ラーニングによる) |
※2 | 必修講習B・任意講習C 必須ではありません。 |
※3 | 学術業績・診療以外の活動実績 学術集会の「参加」単位で取得できるのは6単位まで。 |
ご案内
- 専門医更新条件の変更案内(2022年11月郵送)
- 専門医更新条件の変更案内(2024年10月郵送)