ダイバーシティ推進委員会

日本泌尿器科学会における男女共同参画の取り組みとして女性医師の増加・活用を目標に2006年「女性泌尿器科医の会」が発足し、2014年「男女共同参画委員会」へと発展しました。そして2019年からは「ダイバーシティ推進委員会」と名称を変更して社会環境ならびに医療の多様化によって生じた女性医師、育児・介護等を行う正会員の問題について検討するとともに、適切なキャリア支援を行いグローバル化に対応することで日本泌尿器科学会の発展に期することを目的としています。

これまでに①アンケート調査の実施、②日本泌尿器科学会総会などでの男女共同参画シンポジウム開催、③わくわくジュニア手術体験セミナーの開催、④転居に伴う就職相談窓口(日本泌尿器科学会医師支援ネット)の設置などを行ってまいりました。

これからも今まで以上に、ダイバーシティ&インクルージョンの精神に則り、世代、性別、国籍、身体的・精神的個性などの差異を超え、会員全員が能力を存分に発揮でき、お互いの尊厳を守り価値観が尊重されるシステムの構築などを推進する所存です。

日本泌尿器科学会会員の皆様のお役に立てるよう、具体的な活動をしてまいりますので、多くのご意見、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

委員長 宮澤克人(金沢医科大学 泌尿器科学 教授)